勉強ができる人の頭の中を再現しよう!科学的勉強法まとめ

教授 心理学

記憶力は冴えわたり成績優秀。しかも説明もうまくて補足知識まで教えてくれる。

そんな勉強ができる人の頭の中はどうなっているのでしょうか?

答えはシンプルで、私たちとそこまで変わりません。

もちろん地頭の良し悪しはあるでしょう。
しかし、すごく勉強ができる人ように見える人でも、あなたと同じような環境にいる人ならそこまで顕著な差はないはずです。

では勉強ができる人は何が違うのか?

違うのは勉強法です。

勉強ができて頭脳明晰な人の勉強法をパクろう

  1. 効率の良い記憶方法
  2. 知識を整理し理解する方法
  3. 自分の集中力をコントロールする方法

頭のいい人はこの3つを操るコツを知っており、尋常ではないスピードで知識を結晶化していきます。
これが他の人よりうまい人のことを頭がキレると言います。

そして彼らはこれを継続していく事で、膨大な知識量と知性を身につけるのです。

つまり私たちも科学的根拠のある勉強法を学び、自分の頭の中と学習方法を最適化し続ける事ができれば、一部の天才たちにも肉薄できる可能性があります。

このページでは過去のエビデンスに基づく勉強法記事をまとめていますので、あなたの学習に組み込んでみてください。

超暗記力:ankiを使った間隔学習で膨大な知識を定着させている

記憶の定着には復習時間を適度に空ける「間隔学習」を使うと効率がいいぜ!
そしてその復習間隔のスケジューリングを自動でしてくれるツールとしてankiが超おススメという記事です。

とにかく今膨大な暗記力が要るんだ!力をよこせ!というあなたは、まずこちらの記事からどうぞ。

この記事では私がTOEIC対策に使用した実例を挙げていますが、間隔学習はもちろん他のテストや資格勉強にも使用可能です
暗記が要求されるものであればなんでもござれ。私も読んだ本や論文の内容の重要なポイントはankiに入れて復習しています。

ちょっと変わった使い道として、議論での「型」をいくつかankiに入れておくとディベートにめっちゃ強くなれます
具体的には、おすすめ本でも紹介してる反論の技術などの良い反論の文章や型をankiに入れておくと、とっさの瞬発力がつくため訓練されていない人は手も足も出ません嫌われるかもしれませんが

他にもコミュニケーションの型や気の利いた言い回しをankiに入れておくと、コミュ力アップに使えます。記憶力は全ての基本ですね。

【科学的ノート術】論理的に展開される、知性を高めるノートの取り方をしている

実はノートを取る際に、ただ書き写すというのは効率が良くありません

この記事では人間の「生成学習」という理論に関する論文を応用したノート術について解説しています。
このノート術を行うことで知識の繋がりや応用、腹に落ちる理解ができます。
「知ってる」ではなく「わかる」ようになるわけです。

前項で挙げたankiも丸暗記には良いのですが、使える知識にしていく・理解していくという意味ではあまり効果的とは言えません。

この使える知識というのはとても重要な概念です。
あなたの周りにもたまにいませんか?エラそうに講釈を垂れるわりに何もできない人
この手の人は情報を覚えているだけにすぎません。
知識というのは持っているだけでは何の役にも立たないのです。

そこでマインドマップやノートを使った効果的な復習方法を知ることで、思考が整理され、知識の本当の価値や使い道の理解へと繋がっていきます。

しかもマインドマップで思考の繋がりができると、説明がめちゃめちゃうまくなります。
説明能力は説得力につながり、仕事で説明する時やプレゼンでも見事な論理展開ができるようになります。やったね。

ノートは書き写すだけでも、マインドマップだけでもダメ。
併用し効率の良いノートテクニックを学んでおきましょう。

学習するものの難易度や脳への負荷を考慮した科学的ノート術をぜひお試しください。

記憶の達人:記憶の宮殿(メモリーパレス)で記憶術を使いこなしている

メモリーパレス(記憶の宮殿)と呼ばれる記憶術エビデンスに対して書かれた記事になります。

今まで紹介した記事は勉強法ですが、これは記憶術
たとえば、「今このリストにあるものを20個全部覚えて!」「今日やるべきこと10個、覚えておいて」と言われた時にいつでも思い出せる技術になります。

「リストの7番目は?」「最後にやるべきことはなんだったかな」

そう聞かれた時も一瞬で答えることができます。びっくり人間ですね。
記憶の宮殿をマスターしておけばあなたの記憶力にみんなが驚くことになるでしょう。

この記事の中では、実際に研究で被験者の学習に使われた記憶術の本の紹介もされていますし、
「ライトな感じじゃなくて、記憶術についてガッチリ学んで学習スタイルを変えてえんだ!
という人にもおすすめです。

記憶の宮殿の問題点としては、(記憶術全般に言える事なのですが)テクニックを使えば強力さを実感できるものの、習得して使ってみるまで少しハードルが高いことが挙げられます。
実はこの記事で紹介している研究論文でも「有名だけど結局みんなやってないよねー」みたいな事が言われています。

しかし、実際に経験した研究の被験者たちは記憶の宮殿の研究が終わってからも記憶術を好んで使うようになったとあります。
記憶の宮殿を使うと味をしめてやめられなくなるというわけですね。別にヤバい意味ではない

まず学んで使い始めてみる、メリットを実際に感じてみることをおすすめします。

タイムロッキングコンテナで脳のポテンシャルを最大限に発揮

タイムロッキングコンテナを使い完全オフラインタイムを作ることで、集中時間の確保脳のデバフ解除を狙います。

勉強はどれだけ自分の注意力をコントロールできるかが勝負です。
この注意力に関して、スマホが手元にあると注意力が下がるという話は心理学が好きな人だと聞いたことがあるかもしれません。

ですが、さらにマズいニュースがあります。

この記事はそもそもスマホへの愛着があるだけでマズいというエビデンスを元に書かれています。つまりスマホがなくても集中力が落ちるのです。
スマホから離れられない人は手元にスマホがあろうがなかろうが認知能力にデバフがかかるわけで、これは非常によろしくない。

スマホ脳なんて言いますが、スマホを使ってしまうことの問題ではなく、スマホとの距離感が問題なわけですね。
スマホがないと落ち着かない、トイレにも持っていく」という人は一度スマホとの距離感を見直してみてもいいかもしれません。

この記事をざっくりまとめると、

  1. スマホへの愛着が強いことによる脳のデバフを解除しよう!
  2. スマホとの距離感を保ってデジタルのオイシイところだけ使いつぶそうぜ!
  3. オフライン時間を作って生産性を高めようぜ!

ということをエビデンスを元に書いた記事になります。

べつに「デジタルは悪だ!ゼロにせよ!」という思想の強い記事ではないのでご安心を。
そんなことをいったらパソコンやipadで書き物をしている私なんて最悪ですからね。

勉強効率を高めたり、人生のバランスを取るために物理的な制限はわかりやすく有効です。タイムロッキングコンテナを使って勉強効率を高めましょう。

集中力の鬼!ポモドーロテクニックを使いこなしている

ポモドーロテクニックとは25分作業→5分休憩を繰り返すことで、生産性が高い状態を維持し続けようというテクニックになります。
要するに集中力維持テクニックです。

しかしポモドーロテクニックというのは思っているよりも使い方に一癖あり、難しいのです。
使いこなすための環境設定やデメリットを乗りこなすための方法についてエビデンスを元にまとめた記事になります。

具体的には、先ほどのタイムロッキングコンテナと重複するようですがスマホは禁止です。
ポモドーロテクニックはとにかくスマホと相性が悪く、もう火属性と水属性くらい悪いです。
その相性の悪さを飼い慣らす方法も記事内で解説しています。
この記事は言ってみればポモドーロテクニックのトリセツですね。

他にも、作業25分→休憩5分という分け方がよく使われますが、これも自分に合わせてカスタムしても良さそうだけど?別に一区切り12分でも良くない?といった工夫の仕方を論文の引用を含めながら紹介しています。

「ポモドーロテクニックを使ってもいまいち効果が実感できないんだよなぁ‥」

という方も一度記事を読んでみてください。トリセツを理解していないだけかもしれませんよ。

しんどい時は脳をハックして乗り切っている

勉強の集中力やしんどさに対して、脳をうまくハックして乗り越えるための方法が書かれた記事になります。

結論から言ってしまうと勉強前や勉強中に運動をはさみなさいよという事なのですが、言われるまでもなく体を動かすことと脳の関係自体はおそらくみなさんもご存知でしょう。

ハイハイ、運動すれば脳も働きやすくなるって事でしょ?聞き飽きたぜ」

そんなあなたに残念なお知らせなのですが、やっかいなことにやると逆効果の運動もあります

「いいですか、落ち着いて聞いてください。全てに効果があるような、FFのエリクサーのようなものはこの世にありません」

ですからみなさん、なにごとも使い方次第です。
TPOを考えて運動を効果的に使いましましょう。やりゃあいいってもんじゃありません。

知識だけではなく、うまく立ち回るストリートスマートを心得ている

とっさのピンチやトラブルを回避したり、チャンスをものにする嗅覚があるといった頭の良さをストリートスマートというのですが、それを考察した記事になります。

私にしては珍しく引用のない、経験談中心の記事ですね。
つまりサンプル数1で、信じるも信じないもあなた次第ということですね。

ですが、

  1. 「本で知識を入れながら活動範囲を広げると成長がブーストされる」
  2. 「世の中にはあなたの想像を上回るやべーやつがいるので、早い段階で現実を認識しておく価値はある」
  3. 「好き嫌いなく経験の幅を広げていくとリスク回避能力がガンガン上がる

といった事は割といいセンいっていると思われます(自画自賛)。

ゲームで言えばレベリングを効率よく行い、INTとAGIのステータスを最短で上げる方法について解説をしている感じですね。
このチャートは序盤苦労しますが、中盤以降すげえ敵にやられになりにくくなります

さあ、あなたもこれらのテクニックを使って私と一緒にRTAを走っていきましょう!

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