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心理学でわかる文句ばかり言う人の末路とは?巻き込まれないための対処法

文句を言う男性 お悩み相談と自己改善の心理学
記事内に広告が含まれています。
この記事でわかること
・文句や愚痴ばかり言う人の心理として、「自分には何もできない」という気持ちがある
・文句ばかりだと行動せず、能力も伸びず、最終的には孤独になりやすい
・相手のネガティブに巻き込まれないためには、共反すうに気をつけよう

あ~、頭にくる!!
あの人文句ばっかりで何もしないんです!

あ~、いるよねそう言う人…。
評論家って揶揄されるタイプだね

そうなんです!
文句ばっかり言うくせに、自分が何をするわけでもない

そういう人がいるとイライラして疲れるよね。
それなら、彼らがどんな特徴を持っているか心理学的に解説しよう。
何度も言っているけど、理解することで論理性が働くから気持ちも整理できる

本当に気持ちが整理できるんですか?

何もしない評論家タイプに正論かますけど準備はいい?

(マジでぶった斬るやつだ…!)

ちゃんと対処法もあるから安心してね

愚痴や悪口ばかり言う人は自主性と能力がない

身も蓋もないが、目次通りだ。
愚痴や悪口ばかり言う人は、目の前の問題に対して何もできないことが多い

どうしてそう言えるんですか?

たとえば、ジャイアンがのび太にリサイタル参加を断られたらどうすると思う?
ジャイアンがのび太の悪口を周囲に言うだろうか?
むしろ「のび太のくせに生意気だ」って直接働きかけて強制参加させるよね

確かに直接かますでしょうね

じゃあスネ夫は?
裏でジャイアンの不平不満を言ってない?

言ってますね!
ジャイアンは力があって強い、スネ夫に力はなくて従うしかない…
つまり…?

本当に力がある人は、起きた問題に対して行動を起こせるんだ。
ジャイアンは主体性と力があるから、いつも不平不満なくリサイタルを開くことができるというわけだ。

対して、力がないと解決性がないことしか言えない。感情論ともいえるな。
だからこのタイプには身勝手な感情論を言う人の特徴と対処法も役に立つぞ

まとめ
ジャイアンは力があるので問題に直接働きかけることができる

さらに自己効力感もない

つまり…能力がないから愚痴を言うってことですか?

…ちょっと違う。
大切なのは不平不満がある状況に対して解決できると思っているかどうかなんだ

自分でどうにかできるというマインドが重要ってことですか?

そうだね。
だからジャイアンは映画版の強大な敵に対しても勇敢だ。
これは「未知の問題にもオレなら対処できる!世界と仲間のピンチを救うのはこのオレだ!」と考えているからだ。
それに対してスネ夫は「ママ〜」って泣いているだけだろ?

このやればできるという感覚を心理学では自己効力感(self efficacy)と言う。
自己効力感が高いと難しいことや困難にも自信を持って向かっていけるしパフォーマンスにも好影響を与えるんだ

1995年Pajaresらの自己効力感と数学問題解決能力について調べた研究では、パフォーマンスには能力だけでなく自己効力感が影響を与えたと述べられています。
さらに自己効力感は不安に直接的で大きな影響を与えたという報告がされています。1)

自分ならできるぜ!と思っていれば愚痴ではなく、問題を解決するための主体的な行動ができるわけですね!

そうだね。
逆に、自分にはできないと思っている人は、挑戦しにくい固定マインドセットというものを持っている可能性が高い。ここを先に押さえておくと文句ばかり言う人の考えが理解しやすいだろう。0
固定マインドセットはすぐにくじけやすく、人生がしんどくなりやすい考えだ。わたし達も気をつけような

まとめ
ジャイアンは自己効力感が高いので愚痴を言わない

いちおう文句を言うことにも共感してもらえるメリットはある

では、不平不満は言わない方が良いですか?

どうしようもない状況で不満を口に出すことは悪いことばかりではない
相手に共感してもらえて結束が強まるというメリットもあるからな。
相手も同じ不平不満を持っているなら、なおさら仲良くなれるだろう

※2024年Mauchandらの研究によると、痛みへの不平を表現豊かで感情的に訴える声に対して、脳の共感に関する感情・認知的ネットワークが活動を示したとあります。2)

私も部活で理不尽なことにも愚痴ったり励ましながら頑張った経験があります!
その友達とは今でも仲が良いです

不満を言い合うことで、人間に耐える力と結束力を与えてくれるんだ。

要は使いどころで、愚痴も踏ん張るために言うのはいい。
でも辛いこと全てに愚痴を言うようになってしまうと、人生の後半で詰んでしまうことにもなりかねないんだ。
その問題について、次の項で詳しく解説しよう

まとめ
愚痴は耐える力を与えてくれるけど、使いすぎると人生の後半で詰むぞ!

文句や不満を言いすぎるとネガティブなぼっちになる

文句を言うっていうのはつらいことに対する痛み止めみたいなものなんですね

いい例えだね。
不満を言って楽になっても、つらいことがなくなるわけではないんだ。
でも、気持ちが楽になったり、立ち向かう力をくれたりする。

ただし、文句を言っても問題は解決しないし、なによりそんなネガティブなことばかり言っているとどんどん人が離れていく
これが最大のデメリットで、人生後半で孤独になり詰んでしまう

あるあるですね。
不平不満を聞かされるのもイライラしちゃって、そんな人とは距離を取りたくなることがあります

だから、愚痴と行動のバランスには気を配った方がいい。
これは自分には何もできない問題か?」と問うてみれば、ほとんどの場合自分にまだできることは残っている。
解決できるのは問題の一部だけかもしれないし、解決に時間がかかるかもしれない。
だが、少しでも状況をマシにするという主体性がある限り前向きな視点を保ちやすい

文句を言うだけで行動しないと、事態は改善しない上に人が離れていくし、ネガティブになっていくんですね。
…文句のデメリットでかすぎませんか?

めっちゃデカい。
だから20代から不満を言うだけで終わってしまうと、自己効力感も解決能力も20代のまま年を取ってしまう恐れがある。
だから文句はほどほどにな。

愚痴を言うにしてもちょっと茶化した感じで笑い飛ばすことができれば、立ち向かう力も出るし相手も気分が良くなって最高だろう。
たとえば「たくさん仕事があって嬉しいね。こんなに国民の義務を果たせて光栄だ」とか

すっげえ皮肉じゃないですか

じゃあこっちの方がいいかな。
「こんなに仕事があって、私ばかり仕事させられて。あの人たちはどれだけ大変かわかってないんですよ。労働者のことなんてどうでも良いと思ってるんです。自分たちだけ良い車に乗って、他の人のことなんてものみたいに思っているんですよ。最悪です。最低なんですよ。そもそも前だって…」

あーあー!!
私が悪かったです!皮肉で笑い飛ばす方がいいです!
お願いだから黙ってください!

まとめ
文句や不満ばかりを言っているとネガティブなぼっちになるぞ!

文句ばかり言う人の行きつく先は、中身が子供の中高年

愚痴を使いまくる&問題対処から逃げるという負のループが形成されると、中身は子供で見た目が中高年自分では何も解決できないという逆コナンが完成する。
ここまでくると完全体だ。おめでとう!

なにがおめでとうだ

完全体になってしまうと、問題に対して他責することで乗り切るという人生の必勝法を掴んでしまっている。
いまさら能力や主体性をつけようと思っても他者を責めるなどの慣れたやり方に逃げてしまうし、そもそも問題対処への基礎体力がないからな

ずっと続けてしまうと自分で対処したくてもできないんですね

だから少しずつ文句をこらえて問題に立ち向かわないといけないんだけどね…まあ、それも本人の選択だからな。
わたし達はそうならないように問題解決能力を高くする方法を知って、いろんな経験をしていこうな

まとめ
完全体になってしまうとかなりキツイ

相手に巻き込まれないためのシンプルな対処法

じゃあ、文句ばかり言う人への具体的な対処方法を教えてください!

対処法としては、まず何より共反すうに気をつけてくれ。
これは解決性のない愚痴を蒸し返し続けてしまうことだ。どこかで止めないと相手はエンドレスにネガティブを吐き出し続けることがある。
そのせいで一緒にダークサイドに引きずり込まれてしまうこともあるからな。

いい人がウンウンと話を聞きすぎても沼にハマってしまうことがある。
良い方向に相手の話題の軌道修正できるとベターだな。だから共反すうへの対処方法を押さえておいてくれ

わかりました!
ただ文句を聞くだけ・耐えるだけでしんどかったんです。
共反すうってものがあることを初めて知りました!聞き手にも技術が要るんですね。
これからは一緒に沼らないように気をつけます!

そうだね。
共感能力が高い人は素晴らしい資質を持っているわけだけど、まず相手の感情を言語化した上で、それから共反すうへの対処法に入れるとうまくいきやすいとわたしは思うぞ。
この感情の言語化スキルについては感情知性の鍛え方の記事が参考になるだろう。
あなたが苦しくならない範囲でやってみるといい

わかりました!
やることが決まるとちょっとラクになった気がします!
無理ない範囲から練習してみよう!

引用・参考文献

1)Pajares, Frank, and John Kranzler. “Self-efficacy beliefs and general mental ability in mathematical problem-solving.” Contemporary educational psychology 20.4 (1995): 426-443.
2)Mauchand, Maël, Jorge L. Armony, and Marc D. Pell. “The vocal side of empathy: neural correlates of pain perception in spoken complaints.” Social Cognitive and Affective Neuroscience 19.1 (2024): nsad075.

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