7/30に2冊目の新刊が出ます!
今回は静かな退職の問題点を分析し、ハッピーに静かな退職を送るためのメソッドをエビデンスをもとに解説しています!

今回の執筆とリサーチには前回の倍以上時間がかかりました…。
本書のコンセプトとしては、静かな退職へのデメリットの対策をして、ハッピーな静かな退職&人生にしてしまおう!というものです。
というのも、静かな退職には
「静かな退職って良さそうだけど、白い目で見られちゃうんじゃないの?居心地悪いのは嫌だなぁ」
「将来転職しなきゃいけない時に困るのもなぁ…」
「リストラの対象になりやすいってウワサもあるし…」
というデメリットや不安があるからなのですね。
それならば、これらの問題をクリアすればいいわけです。
しかし将来のリスクを抑え、かつラクに働けるいいとこ取りをする静かな退職なんて、どうすればいいのでしょうか…。
いやいや、私といえばやっぱりエビデンスから考えるしかないでしょ!
というわけで、本書では静かな退職の問題分析と、研究論文から導き出したラクに立ち回れる仕事術メソッドを徹底解説しています。
大事なポイントとして、静かな退職は仕事を最低限しかしないのであって、仕事が最低限しかできないのではないという事です。
序章より
50キロしか出せない車に乗って50キロで走るのが最低限の仕事しかできない人だとしたら、100キロ出せる車で60キロで走り流れに乗るのが最低限「しかしない」働き方です。
そして、「ここぞ」という大事な場面ではギアチェンジし、全開で仕事を終わらせるというメリハリをきかせる余裕があります。
そんなプロ野球のエース投手のような効率の良さとクレバーさを持つのが静かな退職者なのです。
終章より
本書は熱意や勤勉を過度に美徳とし、生産性や効率を蔑ろにすることへのアンチテーゼとして書かれています。
つまり、静かな退職をするにはうまく回せる仕事術やスキルが必要なのです。
静かな退職とは誰でもできるわけではなく、優秀な人が選択する戦術なのです。
ですから、残念ながら本書は「とにかく何もしたくない!仕事も何もしたくないんです!寝ているだけでお金が欲しい!」「サボりたい!」という希望にはマッチしません。
私の考えでは、それは静かな退職ではなくただサボって浮いている人です。
上司や同僚に目をつけられるでしょうし、そうなれば静かな退職でのんびりなんて言っている場合ではないでしょう。
さらに本書の考える静かな退職者最終形態とは、
「やる気はなく割り切っているが、無駄な事はせず効率よく仕事ができるのでラクで余力がある。
しかも適応力があるから、会社が潰れたりしても転職先で働くのにも困らないというリスクヘッジがされている」
というものです。
さらに本書では、静かな退職者は転職や環境の変化に弱いという欠点があると思われているのですが、これは熱心な労働者も変わらないという主張を書いております。
ちゃんと対策を行なっておかないと、転職などの変化があれば熱心な労働者だろうとほとんどレベル1に戻されてしまう危険性があるわけです。
そのエビデンスと対策方法は本書を手に取って見てください。
一部はこれからサンプルでも読めるはずです(Kindleのサンプル公開範囲はいじれないようで、どこまで試し読みできるかは発売日が来ないと私もわからないのです…)
そして本書では、憂いなくスマートに静かな退職をするために研究論文から導いた科学的メソッドを7つ紹介しています。
あなたもコスパよく仕事を片付け、将来困らない適応力を身に着け、ハッピーな静かな退職を目指しましょう!